バイナンスは引き続きCFTC訴訟の却下を求めている
- バイナンスは裁判所に対し、予断を持って告訴を却下するよう求めた。
- CFTCはバイナンスを米国の顧客に違法なサービスを提供したとして告発した。
- バイナンスは、CFTCが訴訟で管轄権を逸脱したと主張した。
仮想通貨取引所を代表する弁護士 Binance と同社CEOのChangpeng “CZ” Zhao氏は、両当事者に対する米国商品先物取引委員会(CFTC)の訴訟を却下する動きを支持する声明を提出した。
弁護士らは、裁判所がCFTCの主張を支持すれば、世界中で「デリバティブ商品に関連する仮想通貨のあらゆる活動[…]を規制することが可能になる」と主張した。バイナンスはさらに、CFTCが米国事業から遠ざけようとする企業に対して法的措置を講じることで世界市場を規制しようとしていると述べた。
同取引所の弁護士は提出書類に次のように書いている。
CFTCは、世界中のどこにいても、デリバティブ商品に関連する暗号通貨(またはその他の資産)のあらゆる活動を規制できるようにする、新しく広範な議論に依存しています。米国の法律は国内を統治しますが、世界を統治するものではありません。議会はCFTCを世界のデリバティブ警察とはしなかった。
CFTCは3月、バイナンスが未登録の仮想通貨デリバティブを意図的に提供したとして告発した。同庁は9月22日付けの追加提出書類で、趙氏が米国市場を「意図的に標的にした」と述べた。バイナンスの弁護士らは裁判所に対し、偏見なくCFTCの訴えを却下するよう求めた。
バイナンスが訴訟の却下を求めたのはこれが初めてではない。 7月には仮想通貨取引所が 求めた CFTCの訴訟は「予想外で残念だった」と主張し、告訴を却下した。バイナンスはまた、米国証券取引委員会(SEC)からの重大な告発にも直面している。規制当局はバイナンスがユーザーの資金を不正に管理していると非難した。
その他では ニュース、米国証券取引委員会は、上場ファンドに組み入れているエンターテイメント産業への投資の一部について虚偽の表示を行ったとして、ブラックロック・アドバイザーズLLCを非難した。ブラックロックは$250万の和解金で合意したと伝えられている。